グアムの交通違反ガイド|よくある違反と警察・事故対応

グアムの交通違反ガイド|よくある違反と警察・事故対応

グアムでは米国式の交通ルールが使われています。右側通行や車線の使い方といった運転そのものの基本は「グアムでの運転完全ガイド」で解説していますので、ここでは旅行者が特に違反しやすいポイントと、実際に違反や事故が起きたときにどう対応すべきかを中心に整理します。

旅行者が違反しやすい6つのポイント

  • 赤信号の右折:完全停止と安全確認をせずに曲がる「ローリングストップ」は違反になります。
  • 中央の黄色い車線:直進や追い越しに使うと違反です。左折の直前に短く使う車線です。
  • スクールバス:乗降中は対向車も含めて追い越し禁止です。
  • 速度:標識はmph表示。掲示速度以下でも状況によっては違反になり得ます。
  • スマートフォン:信号待ちや渋滞中も「運転中」に含まれ、手に持つ操作は禁止です。
  • シートベルト・チャイルドシート:全席着用が必要で、子どもは年齢・身長で装置が変わります。

それぞれの正しい運転方法(車線の使い方、赤信号右折の手順など)は「グアムでの運転完全ガイド」で詳しく解説しています。ここでは、多くの旅行者が見落として違反になりやすい部分だけを補足します。

グアムの交差点で安全確認後に最右車線から赤信号右折するレンタカー
停止線手前で完全停止し、安全確認後は最右車線から道路の右端に沿って右折します。

中央車線を「いつでもUターンできる車線」と考えない

黄色い中央車線が空いて見えても、路面の矢印や標識が左折を認めていなければ進入できません。また、中央車線を万能なUターン車線と考えるのも誤りです。グアム法では、商業・住宅地区の二方向道路でのUターンは原則として制限され、交差点から100フィート以上離れ、公式標識が示す場所・方法に従う必要があります。

グアムで道路右側に停車したスクールバスから子どもが降り、後続のレンタカーと対向車が停止して待つ様子
子どもの乗降中はスクールバスを追い越さず、後続車・対向車とも停止して安全になるまで待ちます。

飲酒運転・車内飲酒・開封済み容器

グアムでは、運転能力が損なわれた状態での運転は違法です。血中アルコール濃度は21歳以上で0.08%以上、21歳未満で0.04%以上が法定基準ですが、数値未満なら安全・合法と保証されるわけではありません。運転能力の低下が認められれば、基準未満でも問題になります。飲酒する日は、飲酒しない運転者または別の移動手段を事前に確保するのが安全です。

運転者だけでなく、同乗者が走行中の車内で飲酒することも禁止されています。開封済み、封が破られた、または一部を飲んだ酒類を公道上の車内に置くことも原則禁止です。例外として運ぶ場合は、トランクなど運転者・同乗者が通常乗らず、すぐ手が届かない後部収納部へ確実に入れます。グローブボックスはこの例外に含まれません。

グアムでスマートフォンを固定し運転者と同乗者がシートベルトを着用しているレンタカー車内
ナビは出発前に設定して固定し、運転者・同乗者ともシートベルトを着用します。

警察官から停止を求められたとき

  1. 方向指示器を出し、急操作をせず、交通を妨げない明るく安全な右側の場所へ停止します。
  2. シフトをPに入れ、エンジンを切ります。夜間は室内灯を点けると状況が伝わりやすくなります。
  3. 車内にとどまり、両手を見える位置に置きます。書類へ手を伸ばす前に警察官の指示を待ちます。
  4. 求められたら、免許証、車両登録書類などを提示します。レンタカー契約書も取り出せる場所を確認しておきます。

違反切符を受け取った場合は、記載された期限、支払いまたは出廷方法を確認します。レンタカー会社が自動的に処理するとは限りません。グアム交通裁判所規則では、12か月以内に違反判断が重なると追加額や免許停止の対象になり得ます。

グアムの右側通行道路でレンタカーが安全な右路肩に停止し警察車両が後方に停車している様子
停止を求められたら合図を出し、安全な右側へ。車内で両手を見える位置に置き、指示を待ちます。

事故・接触が起きたとき

  1. 停止して安全を確保:けが人、火災、交通上の危険がある場合は911へ連絡します。危険がなければ現場を離れず、警察の案内に従います。
  2. 必要な情報を交換:氏名、住所、車両登録番号、運転免許証など、法令で求められる情報を相手方と確認します。けが人には可能な範囲で援助します。
  3. 記録する:安全を確保した上で、車両位置、損傷、道路状況、相手車両、時刻を写真とメモで残します。責任をその場で断定したり、個人的な現金精算だけで終えたりしません。
  4. レンタカー会社へ連絡:小さな接触でも、契約書記載の事故窓口へ速やかに連絡し、移動・けん引・交換車・必要書類の指示を受けます。

グアム法では、事故当事者はけが・死亡または物損があれば直ちに停止し、必要情報を交換する義務があります。けが・死亡または見た目で合計50ドル以上の物損がある事故は、24時間以内の書面報告が必要です。現在の車両修理では小さな傷でもこの額を超える可能性が高いため、レンタカーの事故・接触は自己判断で済ませず、警察とレンタカー会社へ確認してください。なお、「警察への連絡がなければ必ず保険が無効」と一律には言えず、補償可否は契約、事故状況、必要手続きによって決まります。

よくある質問

赤信号の右折は必ずしなければいけませんか?

いいえ。右折できる条件が整っていても、安全を確認できなければ青信号まで待てます。後続車に急かされても無理に曲がらないでください。

黄色い中央車線で待ってよいのはどんなときですか?

路面の左折矢印や標識で利用が認められ、すぐ先で左折するときです。「本線から左折して店へ入る」「店から出て左折で本線へ入る」と考えると分かりやすいでしょう。通常の直進車線としては使いません。

違反切符を受け取ったらレンタカー返却時に渡せばよいですか?

返却だけで手続きが終わるとは限りません。切符の記載内容を確認し、指定された裁判所の方法と期限に従ってください。レンタカー会社にも通知が必要か確認します。

まとめ

グアムで違反を避けるコツは、赤信号では完全停止する、中央の黄色車線を直進やUターンに使わない、乗降中のスクールバスを両方向から追い越さない、飲酒運転をしない、の4点です。基本の運転方法は「グアムでの運転完全ガイド」で確認し、万一警察に停止を求められたときや事故が起きたときは、本記事の手順で落ち着いて対応しましょう。

法令情報は、2026年9月時点の16 GCA Chapter 3(道路交通規則・事故)16 GCA Chapter 26(シートベルト・チャイルドシート)9 GCA Chapter 92(飲酒・薬物と運転)Judiciary of Guam Traffic Court Rulesを基に確認しています。現地の警察官、信号、標識、最新法令、レンタカー契約の指示を優先してください。

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